日本蜜蜂とともに

日本蜜蜂の生態と飼育、養蜂器具等について

日本蜜蜂の蜂場を整備する

荒れ放題の蜂場

 ここは久留米市の南西部、自衛隊の演習場に隣接する耕作放棄地である。数年前、乳牛用の牧草地であった所を借り受け、養蜂場(以下、「蜂場」という)としていた所である。自衛隊の演習場はほとんどが自然林・雑木林で養蜂環境としては抜群である。が、以前の牧草地、牛糞の投棄もしっかりなされているので地力は肥えている。あまりの雑草に手こずり、2年間放置していた場所である。
 飼育する蜂群が増え、今春の分蜂捕獲を考慮すると、新たな蜂場の開設が必要となり、この地を再度開く事とした。畑地と隣接農道との段差の約1m、軽トラックの進入道に当たる場所の雑草を刈り取る。

オモナミの群生

 軽トラを進めた先に立ちはだかるのは、子供の頃、他の人の背中に秘かに付けて喜んでいたアレ、

ひっつき虫=「オナモミ」というらしい。完全に枯れてはいるが、高さ2m、親指大の茎が林立している。刈払機で切り進む事一時間、根気あるのみ。先の方に以前使用していた巣箱の架台が見えてきた。あと一息。

以前使用していた巣箱


 作業開始から2時間あまり、以前の蜂場をようやく回復した。

この地の面積は約2000m2。以前、軽トラの進入路部分に除草剤を散布していた為に雑草の浸食を受けたのであろう、それ以外の場所は未だ牧草地の名残を残している。この広々とした場所で、日本蜜蜂は何群飼育できるのだろうか?。西洋蜜蜂の場合は、500m2位の場所で100群以上飼育しているのを見たことがある。
 日本蜜蜂は一ヶ所に幾つの群を置けるか、試してみようか!!
 昨年まで、借地料、蜂蜜1㎏瓶1本だったが、今年から2本とするか!!

蜂場整備後
蜂場整備後
蜂場整備後

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