日本蜜蜂とともに

日本蜜蜂の生態と飼育、養蜂器具等について

分蜂群の捕獲計画を策定する

 2021年から2022年の冬を越えた群が20群となった。これほどの群を保有したのは初めての経験であり、分蜂をどう管理するのか手探りの状態である。遠方にある蜂場、山すそにある蜂場等もあり。すべての群を管理するのはほとんど不可能である。だからといってなりいき任せでは分蜂群は捕獲できず、残った群は体力的に劣る分蜂残群のみとなってしまう。蜂群は多いが蜂蜜は集まらないという状況に至る可能性がある。
 蜂場を分蜂群を捕獲する蜂場とそうでない蜂場に分け、強群を管理しやすい蜂場に集めることとし、効率的に分蜂群を捕獲することを図る。

蜂場の収容力と現有蜂群の数

蜂場収容力と言ぞ群数

分蜂群の計画捕獲数

分蜂群の捕獲数を、蜂場の収容力36群(分蜂時のみの蜂場3群を除く)と現存蜂群19群との差、16群とする。

分蜂群を捕獲する蜂場

分蜂群を捕獲する主要蜂場を、蜂場J、蜂場F、蜂場Kとする。また、蜂場Hを補助的蜂場とする。
これ以外の蜂場については管理対象外とし、蜂群の分蜂行動はなりいき任せとすることとする。

また、日本蜜蜂養蜂を同時に始めたH.S氏に強群1群を貸与する事とする。捕獲された分蜂群はH.S氏に帰属するものとする。

蜂群の移動計画

 蜂場Jの  20J1群 → 蜂場FSに移動
 蜂場Fの  21H2群 → 蜂場Kに移動
 蜂場KUの 21K2群 → 蜂場Fに移動
 蜂場Fの  21H4群 → 蜂場Jに移動
 蜂場HKの 21K5群 → H.S氏に貸与
以上の作業を3月4日~6日の間に行う事とする。

分蜂させないと云う選択肢?

 西洋蜜蜂の養蜂においては、集蜜を効率的に行うために分蜂をさせないという管理が重要なことの一つとして行われている。すなわち王台の撤去である。10日から2週間以内で内検を行い、王台の有無を確認する。
 重箱式巣箱で飼育する日本蜜蜂でこの方法が行えるか検討を加えて行くことする。

以上

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