日本蜜蜂とともに

日本蜜蜂の生態と飼育、養蜂器具等について

日本蜜蜂の分蜂蜂球形成誘導板を作製する

 1月28日、我が家の庭の梅が開花した。昨年より11日早い開花である。まだまだ草花が咲き誇ると云う季節では無いが、温かい日には我が家にいる越冬蜂群が活発に動き回っている。そろそろ産卵が始まっているころであろうか?。昨年11月下旬に越冬対策(防寒コートを被せ、巣門口を狭める)を施して以来、内検を控えている。巣箱の内部状態が気になるところである。
 この時期は3月中旬からの分蜂に向けての準備期間であるが、昨年暮れからのHP立ち上げ作業にかまけ、まったく進んでいない。
 1月30日に曲がりなりにも、HPの体裁を整えUploadしたので、養蜂器具の整備を始めなければならない。昨春の分蜂元群は8群であったが、今春の越冬群は22群である。やるべき作業は山ほどある。蜂場の整備、分蜂群捕獲具、待ち受け用巣箱、捕獲群収容巣箱の整備、等々。
 先ずは、分蜂蜂球形成誘導板(以下、分蜂誘導板と云う)の整備を行うこととした。

分蜂誘導板の作製(リメイク)

分蜂誘導板の解体

分蜂誘導板のかたまり

 分蜂誘導板(以下、分蜂誘導板)は、ここ数年、必要に応じて作製してきたので、寸法がまちまちである。昨年、試してみた分蜂群捕獲の方法が良好だったので全面的に採用する事とし、寸法合わせの為、全14個の分蜂誘導板をリメイクする事とした。

工作器具

分蜂誘導板の組み立て

組み立て手順1

幅105㎜の杉板を方形に組み立て。内寸40Cm×42Cm。

組み立て手順2

片方に杉板を張る

組み立て手順3

内面に杉皮を張る

組み立て手順4

4隅にマジックテープを固定

組み立て手順5

吊り下げ用、固定用の紐をつける

組み立て手順6

中央部に新たに蜜蝋を溶かし付ける

分蜂誘導板を設置する

巣箱の近くに設置した分蜂誘導板

 まだ少し早いが、我が家の庭に分蜂誘導板を取り付けてみる事にする。まずますの出来栄えである。これから3月中旬の分蜂期まで、分蜂誘導板を見、モチベーションを上げ、準備作業に取り組んでいかなければならない。
 分蜂誘導板の取り付け手順は以下の通り。

 一人作業が基本の構造と方法である。

取り付ける木

取り付ける松の木

取付手順1

取り付ける枝に紐を引掛ける

取付手順2

紐を引っ張り適当な高さに括り付ける

取付手順3

分蜂誘導板の一か所を枝に括り付ける

取付手順4

もう一か所を固定

取付手順5

3点固定で誘導板は安定している

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